大切なものを守ってくれる鍵の話

普段何気なく使っている鍵についての豆知識です - 鍵の種類

大切なものを守ってくれる鍵の話

鍵の種類

マスターキー
複数の錠前をひとつのカギで解錠することができます。これをマスターキーといいます。
見た目には普通のカギと違いはありません。しかし複数の形状の異なる錠前を解錠することができます。
それらの錠前に対応したカギは別のカギを開けることができません。

マスターキーの存在する錠前にはそれぞれ共通している第二の錠前機構があります。マスターキーはその機構を使って解錠している仕組みになります。

大きな会社や学校などの組織でしたらマスターキーよりさらに複雑なグランドマスターキーが存在していることがあります。マスターキーが複数あって、それらすべてに対応したグランドマスターキーが用意されているというものです。

アブロイキー
ディスクタンブラー錠でギザギザのブレード部分が円筒を軸にして半分に切られています。
ブレードのギザギザはさまざまな角度になっていてこれで錠前の内部構造を回転させます。このカギはフィンランドの家庭でよく使われているものです。ピッキングが非常に難しいため防犯性の高いカギです。

ディンプルキー
日本でも一般的に浸透しているディンプルキーはブレードの平たい面部分に深さの異なる溝が刻まれています。対応している錠前には大抵2列のピンがあり、カギのくぼみと噛み合うようになっています。
ピッキングが難しいため、防犯に適した鍵と言われています。